「挑戦する人もそれを応援する人も、等しく尊いという想いがずっとあって。この、均等な豆の配分と味の調和に惹かれます」これは、ロースタリー(焙煎工場)でCEO鈴木が口にした言葉。
LINEヤフーコミュニケーションズでは、私たちのカルチャーを伝えるための贈り物としてオリジナルブレンドコーヒーを作成しました。

なぜIT企業がコーヒーなのか。そして、このブレンドにどんな想いが込められているのか。完成までのストーリーを紹介します。
オフィスの片隅に香りはじめた挑戦
鈴木の言葉から遡ること3日前、オフィスの片隅からコーヒーの香りが立ち上り、何やら騒がしい。
「シンプルに美味しい。全部飲んでもらいたい」
「あっ!これ、飲んだ時にほっとする安心感があって、応援されている気持ちになる」
「個性が強すぎるかな。でも、この選択自体が挑戦になると思う」
「豆の個性がそれぞれ際立っているのに、調和している。うちっぽい」
社内試飲会に集まったのは、総務部やコーポレートコミュニケーション本部のメンバー、そして、急遽声をかけて集まった「コーヒー通」たち。
LINEヤフーコミュニケーションズの総務部では、オフィスにある社員向けのカフェの運営も行っています。
総務部から参加したのは、社員へ美味しい1杯を届けるためのイベントの企画からバリスタまでこなす二人。コーヒーに詳しいだけではなく、職域や社歴の垣根を超え、日頃から社員と深く関わっていることから、LINEヤフーコミュニケーションズのカルチャーに最も身近な存在だと考え、協力を依頼しました。
社内試飲会では、8種の試作ブレンドを飲みながら、そこにいる全員がそれぞれ感想を自由に述べていきます。1つのブレンドを取っても、似た感想もあれば正反対の感想も出る。そうして全員の投票で選ばれた2つの味をベースに、焙煎所での最終調整へ挑むことになりました。
コーヒーからはじまる対話
そもそも、なぜオリジナルブレンドを作ろうと思ったのか。
原型は2025年、社員への贈り物として制作したノベルティにあります。
当初は組織が一つになるための一歩として作ったものでしたが、社外の方にお渡しした際、想像以上に大きな反響をいただきました。
「IT企業がコーヒーを作るなんて面白い」
「CEO自らロースタリーへ足を運んだのですか?」
コーヒーを入り口に私たちのカルチャーが自然と伝わり、好意的に受け入れられた経験から、新たなオリジナルブレンドコーヒーの制作を行うことにしました。
「Enjoy the Challenges Together」を形に
私たちが大切にしている価値基準「Enjoy the Challenges Together」(ともに挑戦を楽しもう)。
この想いを大切な方々にも体験していただきたいという願いから、開発は始まりました。
社内試飲会での会話を通して、この価値基準を形作る二つの側面が見えてきました。それは「自ら挑戦を楽しむこと」と、「その挑戦を応援してくれる仲間や身近な人の存在」。そこで私たちは「Enjoy the Challenges Together」を、「ENJOY」「CHEERS」という2つのブレンドコーヒーを通して表現することにしました。
応援されている安心感の秘密
社内での試飲会から数日後、鈴木も加わり、REC COFFEEのロースタリーへブレンドの最終調整に向かいました。
この日はちょうど併設のオフィスで新卒採用一次面接の日だったようで、緊張した面持ちながらも、よし、やるぞという熱量を感じさせる背中とすれ違いました。
焙煎士の方から、豆を作っている農園のことやブレンドの狙いを教わります。
「このブレンドは3種の豆を均等配合し、安定感を重視しました」
社内試飲会で満場一致の「応援されている安心感がある」との評価を得たブレンドです。
「挑戦する人もそれを応援する人も、等しく尊いという想いがずっとあって。この、均等な豆の配分と味の調和に惹かれます」という鈴木の言葉もあり、「CHEERSブレンド」として採用することに決定しました。


挑戦を楽しむ背中に、そっと
難航したのは「ENJOYブレンド」でした。「ENJOY」(挑戦を楽しむ)からイメージする味や風景がそれぞれ異なったのです。
「どういうときに飲んでもらいたい?」という会話の中で出たワンシーンがありました。
「緊張で張り詰めて、いつもより早く目が覚めた朝。そのコーヒーを飲むと、よし、やってやるぞと自分にスイッチが入る」
ロースタリーの入り口ですれ違った採用面接に訪れていた方の背中が頭に浮かびました。
挑戦を楽しもうと自らを鼓舞する時間。その傍らにある一杯にしたい。そう気持ちが重なったときに、ブレンドの方向性が決定。こうして「ENJOY」と「CHEERS」、2つのブレンドが完成しました!
写真中央、焙煎士の前田さん、西村さん
ありがとうございました
「ENJOY」と「CHEERS」があれば新しい価値が生まれる
ロースタリー訪問の翌日、1通のメッセージが届きました。
ブレンドの紹介文でした。ロースタリーでの何気ない会話や、私たちの想いが綴られたものになっていました。
この紹介文は、メッセージカードとしてコーヒーと共にお渡しします。お湯を注ぎ、抽出を待つ時間に、ぜひ読んでいただきたいです。そして、カードのデザインにも秘密があります。「CHEERS」と「ENJOY」、2枚のカードを重ねた時、何が見えるか。皆さまの目で確かめてみてください。
この記事へアクセスいただいたみなさま。今回の私たちの挑戦について、最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまのこれからの挑戦をこのコーヒーを通して応援できたら、これほど嬉しいことはありません。そして、その挑戦を日々支えられているみなさまの身近な方へも、心からのエールを。