LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)、福岡を拠点とする子会社のLINE Fukuoka株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:落合 紀貴、以下LINE Fukuoka)は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環として支給される特別定額給付金について、申請時における福岡市民の疑問を解消し、給付事務を円滑にすることを目的に、福岡市LINE公式アカウントにチャットボットによる「特別定額給付金案内機能」を追加し、本日公開したことをお知らせいたします。
■「特別定額給付金案内機能」とは
福岡市LINE公式アカウント(ID:@fukuokacity)のトップメニューから「特別定額給付金について」を選択すると、チャットボットが選択項目を提示し、必要な情報にご案内します。
■「特別定額給付金案内機能」の目指す効果
(1)24時間対応の窓口として市民の不安・疑問を解消し、手続きをよりスムーズに
福岡市LINE公式アカウントのトップメニューに「特別定額給付金について」ボタンを設置。チャットボットの案内に従って知りたい質問項目を選択することで、状況に応じた対応方法などをスムーズに確認できます。
この機能によってユーザーは、申請に必要な書類、申請期限などの情報をはじめ、「世帯主が長期不在」「住民票と現在の居住場所が異なる」などの場合の申請についても、24時間いつでも気軽に質問し、回答を得ることができます。 市民の不安・疑問をLINE上で解消することで、給付関連の問い合わせ対応などの事務負担が軽減され、より迅速な支給につながることが期待できます。
(2)申請関連情報の入り口となり、特別定額給付金に乗じた詐欺被害を抑制
特別定額給付金に関する公的機関からの手続き案内メールを装ったフィッシング詐欺とみられる事例が自治体等に報告されていますが、給付金に関する市からのお知らせは、福岡市からの郵便物、福岡市公式HP、福岡市LINE公式アカウントからのみ受け取れます。 福岡市LINE公式アカウントを入り口にすることで、市民はいち早く確実に、公的な申請HPや福岡市が発表する公式情報にアクセスできます。
(3)在福外国人の申請もサポート
在福外国人向けの対応として、日本語以外の5ヶ国語(英語、韓国語、中国語(簡体)、ベトナム語、ネパール語)でも同様の案内サービスの提供を予定しています。(提供時期:5月末予定)
今回の機能にとどまらず、市民の状況やニーズに応じて機能拡張や情報の追加を行っていく予定です。
■「特別定額給付金案内機能」の利用イメージ
特別定額給付金案内機能の使い方などについて、近日中に以下サイトに詳しく掲載いたします。
https://note.com/smartcity
LINE Fukuokaはこれからも、新型コロナウイルス感染症に伴う市民のみなさまの困りごとを解決するために、LINEの技術・ノウハウを活用し、暮らしのサポートに積極的に取り組んでまいります。
<ご参考 福岡市における新型コロナウイルス感染症に関するLINE Fukuokaの取り組み>
■福岡市LINE公式アカウントに新型コロナウイルス感染症関連機能を導入
「生活情報」として、新型コロナウイルス感染症関連情報のまとめ機能を設けています(2020年2月21日開設)。厚生労働省などからの情報に基づき、感染した場合の症状、気になる症状がある時の相談窓口の連絡先、予防法など、ユーザーが必要な情報にチャットボットがご案内します。また、「受信情報」から「感染症(コロナ)」を登録すると、関連情報をPUSH配信で受け取ることができます。
■休校中の学生に向けたオンライン授業の実施
休校に伴い在宅を余儀なくされている学生に、コミュニケーションと学びの場を提供することを目的にオンライン授業(無料)を実施しました。https://note.com/smartcity/n/n0a1a37824909
■外出自粛の促進と飲食店への支援を目的とする福岡市の飲食宅配代行事業者公募企画への参画
新型コロナウイルス感染症対策における市民のくらし・飲食業界の課題解決を目的に、福岡市による外出自粛の促進に向けた飲食宅配代行事業者の公募に、代表企画者として参画し採択されました。
この公募施策は、条件を満たしたフードデリバリー利用で、ユーザーに 500円分の割引クーポンやポイントが付与されるほか、福岡市の飲食店はLINEデリマなど採択されたデリバリー事業者の新規出店料が期間中は無料となります。
https://lycomm.co.jp/ja/pr/news/2020/041817