火災や救急など、福岡市での暮らしの安全に関わる情報を届け、市民へ適切な行動を促す
LINE Fukuoka株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長CEO:鈴木 優輔、以下LINE Fukuoka)は、「地域共働事業に関する包括連携協定」に基づき福岡市と共働し、2022年1月20日(木)より福岡市LINE公式アカウント上で、福岡市での消防車両の出動情報をLINEで受け取れる機能の提供を開始することをお知らせいたします。
■火災・救急など暮らしの安全に関わる情報を、LINEからリアルタイムで受信可能に
福岡市は「福岡市災害情報ダイヤル」を開設しており、2021年は火災・救急など、消防車両出動情報に関する問い合わせが21万件寄せられていました。福岡市消防局は、これまでふくしょうめーる(福岡都市圏消防情報メール)を通して消防車両が出動する情報を配信してきましたが、暮らしの安全に関わる情報をいち早く、より分かりやすく市民に届ける手段へのニーズが高まっていました。
今回、179万人が友だち追加している福岡市LINE公式アカウントから福岡市における火災や救急などによる消防車両の出動情報を受け取れる「消防出動通知機能」の追加によって、より多くの、幅広い年齢層の市民へ安全に関わる情報をタイムリーに届けることができるようになります。
■自宅や職場・学校など、自分の生活と関わりのある地域を選択して火災・救急情報を受け取れる
福岡市LINE公式アカウントのリッチメニュー「受信設定」の中から「消防(火災・救急)」を選択し、通知を受け取りたい情報の種別や地区や町名などのエリア、時間を設定すると、設定したエリアに消防車両が出動する情報を、出動理由とあわせて受け取ることができます。
市民の安全に関わる情報を、福岡市消防局からリアルタイムに市民に届けることで、消防車両の出動時にも市民が正しく状況を把握でき、誤情報の拡散防止や、市民の適切な行動促進に繋がります。
また、離れて暮らす家族の住む地域や子どもの学校の地域の情報といった、自分の居住地以外の地域の消防情報も簡単に受け取ることが出来るようになることや、LINE上の友だちへ簡単に情報を共有できることで、緊急時における互助・共助の活性化も期待できます。
■LINEでいち早く、伝わりやすい情報発信に
福岡市LINE公式アカウントからの情報発信の開始にあたり、発信内容をLINEで送るのに適したものにしました。例えば、「“救急のため”や“油漏洩のため”といった、メール文中の用語だけでは出動理由や何に気を付けなければいけないのかが分かりづらい」といった声をもとに、幅広い年齢層の市民にも理解しやすい説明を追加しました。また、「緊急度・重要度が高い情報だと一目で分かるようにしてほしい」といった声をもとに、情報のフォーマット化・ひと目見てわかりやすいデザインでの発信に改善しています。
今回の取り組みを通し、福岡市から市民への暮らしの安全に関わる情報発信の強化に貢献することを目指しております。LINE Fukuokaはこれからも、LINEの技術を活用し、市民の皆さまの課題解決や、生活の利便性向上に努めてまいります。
■福岡市LINE公式アカウントとは
福岡市LINE公式アカウント(LINE ID:@fukuokacity)は、LINEと福岡市の間で締結した「情報発信強化に関する連携協定」に基づいて、2017年4月25日開設。あらかじめ受け取りたい情報種別や居住エリアなどを設定しておくことで、自分に必要な情報だけを選んで受け取ることができる福岡市のLINE公式アカウントとしてスタートしました。 現在はさらにチャットボットや位置情報の送信機能を追加しています。平常時から災害に備え、災害時には避難情報を大切な人と共有できる「避難行動支援」、道路や公園の損傷を見つけた人が市に知らせる「道路公園等通報」、「乾電池」「陶器」などフリーワードでごみの種類を打ち込むとチャットボットが分別方法を教えてくれる「ごみ分別案内」、児童手当の受け取り方や近くの「赤ちゃんの駅(授乳室等)」がすぐに検索できる「子育て案内機能」など、生活に密着したサービスを提供しており、現在の友だち数は179万人となっています。
<会社概要>
【LINE Fukuoka会社概要】
社名 :LINE Fukuoka株式会社
本社所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル12F
代表者 :代表取締役社長CEO 鈴木 優輔
資本金 :490百万円 (2018年1月時点)
設立日 :2013年11月18日
主な事業内容:LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・事業企画など
https://linefukuoka.co.jp/ja/