システム開発なしで、ごみの分別や防災情報など市民の知りたいことに回答する チャットボット機能がスムーズに導入可能に
LINE Fukuoka株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長CEO:鈴木 優輔、以下LINE Fukuoka)は、この度、福岡市が全国の希望する自治体に向けチャットボット機能のシナリオデータ(全1,090件)を提供開始するのにあわせ、シナリオデータを使ったLINE公式アカウントへのチャットボット機能導入方法等を説明する「自治体向けLINE公式アカウント 導入ガイド」を公開することをお知らせいたします。
これまで、LINE Fukuokaは「地域共働事業に関する包括連携協定」に基づき福岡市と共働し、福岡市LINE公式アカウントの様々な機能を開発してまいりました。 今回、福岡市がこれまで培ってきたノウハウをシナリオデータとして提供。LINE Fukuokaでもチャットボット機能をはじめとするLINE公式アカウントの機能を自治体がスムーズに活用できるよう、「自治体向けLINE公式アカウント 導入ガイド」を公開いたします。
■「自治体向けLINE公式アカウント 導入ガイド」とは
LINE Fukuokaが公開し、全国の希望する自治体がLINE公式アカウントをより便利に、よりスムーズに活用するための素材と、その使い方を紹介するものです。福岡市が提供するチャットボット機能のシナリオデータと併せて確認いただくことで、自治体はすぐにLINE公式アカウントに簡易なチャットボット機能を追加することが出来るようになります。
他にも、自治体においてニーズの高い防災への取り組みに活用できるLINE公式アカウント機能の方法を紹介するなど、LINE公式アカウント活用のアイデアを得ることができます。
専用サイト:https://smartcity.lycomm.co.jp/ja/project/smartcityproject/govtech/openknowledge
<ご参考:福岡市が提供するシナリオデータについて>
シナリオデータは、福岡市LINE公式アカウント上で活用している、ごみの分別や防災情報、生活情報等に関するチャットボット機能の質問と回答案をまとめたものになります。
福岡市は2019年の機能提供開始以来LINE Fukuokaと共働し、市民から寄せられるお問い合わせに対し、24時間いつでもLINE上で回答できるよう、チャットボット機能にシナリオの追加・改良を重ねてきました。
この度、これまで培ってきたノウハウを展開することで、各自治体に合わせた内容修正を行うだけで、独自のチャットボット機能のシナリオを作成することが可能となり、LINE公式アカウントへのチャットボット機能導入におけるシナリオ作成業務の効率化が見込まれます。
■カテゴリー(質問数1,090個、回答数1,778個)
・ごみ・リサイクル(ごみの分別方法、出し方など)
・子育て(不妊相談、出生手続き、子育て情報など)
・証明書・マイナンバー(証明取得、カード取得など)
・国保・年金・健診(国保変更手続き、健診の案内など)
・引越し(転入・転出、転居の手続きなど)
・コロナウイルス(ワクチン接種、感染対策など)
・防災情報(災害対応に関するQ&Aなど)
■シナリオデータ利用申し込み方法
以下のURLより詳細を確認の上、お申し込みください。
https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/kouhou-hodo/social/line.html#scenario
■福岡市LINE公式アカウントとは
福岡市LINE公式アカウント(LINE ID:@fukuokacity)は、LINEと福岡市の間で締結した「情報発信強化に関する連携協定」に基づいて2017年4月25日開設、あらかじめ受け取りたい情報種別や居住エリアなどを設定しておくことで、自分に必要な情報だけを選んで受け取ることができるアカウントとしてスタートしました。現在は、さらにチャットボットや位置情報の送信機能を採用し、防災、行政手続き、子育て、給食の献立、ごみの分別などについての情報収集に役立つサービスを提供しており、友だち数は182万人となっています(2022年8月16日時点)。
【LINE Fukuoka株式会社概要】
社名 :LINE Fukuoka株式会社
本社所在地 :福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル12F
代表者 :代表取締役社長 CEO 鈴木 優輔
資本金 :490百万円 (2018年1月時点)
設立日 :2013年11月18日
主な事業内容:LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・事業企画など
https://linefukuoka.co.jp/ja/